2014年3月20日木曜日

音節と発音 その2 閉音節

閉音節の発音は難しい
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 asi (立つ)とas(話し相手を含まない私たち)は、カタカナで書くと asi=アシ   as=ア となります。 前者のシは開音節で、後者の「」は閉音節です。
 特に、日本語を母語として育っている私たちには、閉音節はなじみが薄く発音が難しく感じます。でも、アイヌ語には結構これが頻繁にでてきますので、CD等をたくさん聞いて発音できるよう練習しましょう。
 また、大切なことは、どのように表記してあるとき閉音節なのかを読み取ることです。

 カタカナでは小さな文字で表記してあるので間違えないでください。ただし例外として ン(n)   イ(y) ウ(w)は 小文字を使っていません。発音も開音節の ン イ ウ とほとんど同じです。

 ローマ字では音節の最後が p    t    k    s   m   r   または n   y   w   で表記されています。
 前述したように、n   y   w は開音節と同じように発音します。なぜ書き分けるかはアクセントの項で説明します。

*p   t   k  は詰まるように発音します。「内破音」と言います。ともにカタカナでは「」とかきますが発音が微妙に違います。

山を下りる=sap  乾く=sat  夏=sak はどれもサッのように聞こえますが sapさっぱり  sat=さっと sak=サッカー のそれぞれ下部線のところまでを発音して止めてしまうとこれらの音を出すことが出来ます。

 蛇足ですが、Pは両唇を閉じる、Tは舌の先を上の歯の内側の付け根につける、Kは舌の付け根を上顎につけるようにするといいでしょう。

 ただし 同じ子音が連続している場合は、hoppa=ホッパ  yakka=ヤッカ  assap=アッサプ のようにツを用います。
(研究者によってはヤカ ホパのように表記する人もいます。他の文献を見るときはご注意下さい)

sは シと発音しますが、はっきりシというのではなく、シというつもりで口の中でいう。
si   とはっきり言ってはいけないということを意識して発音してください。

mは ムという音を口を開かずに言うと覚えてください。ただし1語の中で後ろにパ行 マ行が続く場合はムではなくンと発音します。

rは その前にある母音によって発音が変化します。
 ア~ar  イ=ir  ウ=ur  エ=er  オor
となります。いずれも ラではなく「」、リではなく「」ですのでご注意を。


 いかがですか? これで、ローマ字だろうがカタカナだろうが、アイヌ語で書かれた文章を黙読することが出来るようになりましたね。
 たくさん読んで、まずはアイヌ語になれましょう。単語によって発音がまちまちな英語や,音読みや訓読みで悩む漢字まじりの日本語とは違います。カタカナを読めれば、どなたでもまずは読みこなすことが出来るのです。


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