2017年12月14日木曜日

アイヌ語は複数を動詞で表すんです

楽しいアイヌ語文法

1 動詞の単数と複数
(1)アイヌ語は英語と違い、単数と複数のちがいを名詞ではなく動詞で表します
(2)表し方は、自動詞と他動詞によってちがいます
   自動詞の場合
自動詞が単数形を取るか複数形を取るかは、主語が単数か複数化で決まります。
例 私が行く  ク=ア (カパ) 
  私は幾度となく行った カンナカンナ ク=ア
  私たちが行く  パイェ=アシ

   他動詞の場合
主語に関係なく目的語が複数か、またはその動作が繰り返し行われるかで決まります。
      私は10匹のサケの頭を切りました
        ワンペ カムイチェプ サパ イパ
      村人みんなで一頭の熊を殺しました
        コタンク オピッタ シネ キムンカムイ ロンヌ

2 動詞の複数形3つのタイプ
(1)単数と複数がまったくちがうもの
ある〜単=アン  複=オカ  (アプンノ オカ ヤン)
(2)単数形がn、複数形がpで終るもの
家に入る〜単=アフン  複=アフプ  (アフ ワ シニ ヤン)
(3)複数形がpaで終るもの
戻る〜単=ホシピ  複=ホシッパ (アプンノ ホシッパ ヤン)

例外として、ヘカッタラ(子どもたち)のように複数を表す名詞もありますが一般的ではありません。


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